投資家向け広告とIRのトレンド
日本では、決算期の約3か月後を目安に株主総会を開催する企業が多いため、3月決算を迎える多くの日本企業では、6月を中心に投資家向けの情報発信が活発に行われています。 今回のブログでは、今年展開された投資家向けの広告やIRのトレンドについて紹介できればと思います。 投資家向けの施策を検討している方や、企業自体の認知拡大を加速させたいという方はぜひご覧ください。 投資家向けの広告・IRが注目される理由 昨年10月、日本証券業協会が実施したインターネット調査では、個人投資家の証券投資に関する意識調査について公表されています。 その中で、調査対象者5,000名のうち、半数以上を超える59.3%が2024年1月から開始の新NISA口座を開設したと発表されました。20代~30代は76.9%と大半の方が新規口座を開設しており、投資への関心・注目度が高まっていることが分かります。 そのため、既存株主だけでなく、新たに投資活動を始めた方にもアプローチするために広告やIR活動で認知拡大を目指すのが効果的です。さらには新規開設数も多い若年層に向けては、SNSやネットを活用したデジタル施策で企業への親しみや関心を高めることが注目度アップへの秘訣といえます。 2024 年度「個人投資家の証券投資に関する意識調査」【インターネット調査】(調査結果概要)_2024年10月16日公開 事例紹介 下記事例はアクアスターの実績ではございません。予めご了承ください。 小田急電鉄/社長からのメッセージ動画 東京証券取引所が開設しているYouTubeチャンネルでは、東証上場会社の紹介や、決算説明、さらには社長メッセージを配信しています。 今年2月に公開された小田急電鉄株式会社の社長によるメッセージ動画では、約3分間で小田急グループの強みや経営ビジョンなど盛りだくさんな内容を簡潔にまとめているのが印象的です。 日本語だけでなく英語での動画も公開されており、日本人はもちろん、海外向けての発信を行うことで海外投資家への認知拡大にも効果的であるといえます。 SBI証券/キラキラちゃんとコツコツくんとそれから私の秘密な関係?