悪魔は、あくまでも。【小説再掲】(6000文字程度)
「クックック…… 私は悪魔だ。お前の魂と引き換えに、どんな願いも叶えてやろう」『それじゃあ悪魔のお姉さん。僕の、スケベでいやらしい恋人になってくださいよ』「え〜、それはヤダな」『どんな願いも叶えるって言ったじゃないですか』「え〜、だって恋人って長い間一緒にいるしさあ、すぐ魂貰いたいってのが悪魔の心情ってもんじゃん?」『イヤですよ。僕は綺麗で清楚な悪魔のお姉さんと付き合いたいんだ』「そんな褒められてもさ〜」『そして個人的には、ちっちゃいのに背伸びして大人っぽく振舞う悪魔のお姉さんをヒィヒィ泣かせたい』「恋人がどうこうじゃなくてお前がヤダな〜」◯「クックック…… 私は悪魔だ。お前の魂と引き換えに、…